交通事故と上肢機能障害

上半身のうち、肩やひじ、手首、手指などの関節に機能障害を起こし、後遺障害にいたってしまうことがあります。非常にこまかい後遺障害等級の条件が設定されており、微妙な違いで等級認定に差が出てしまいやすいのが問題です。例えば、交通事故で骨折したのは数年前で、骨折が治癒しているというケースがあります。この場合、何も問題がないように見えて、雨の日や寒い日などに関節に痛みが生じるような人もいます。大抵の人は、このくらいの痛みは仕方がないと我慢してしまうもの。しかし、病院で客観的な診断書を残してもらい、交通事故との関連性を示すことができれば、数年前の交通事故であっても、後遺障害等級認定を受けられる可能性があるのです。

このような場合、ふと思いついて保険会社に連絡をしてみても、まず主張が通らないのが通常です。ではどうすればよいのかといえば、弁護士に間に入ってもらうことです。弁護士は、さまざまな判例を手掛けていたり、過去の判例を知識として備えていたりします。過去にあった事例を駆使することによって、保険会社への交渉を有利に進めてくれるのです。優秀な弁護士であれば、判例にくわしいもの。こうした弁護士に出会うためには、交通事故被害に遭ったらすぐに、弁護士に相談するいたりというアクションをとることも大切です。等級についてくわしい知識を得ていることも重要で、どのような状況で先々の可能性がどうなってくるかを見極められる弁護士であることも大切です。